ストレス解消
ストレスとは
ストレス学説で有名なハンス・セリエ博士は「ストレスとは生体の中に起こる生理的・心理的な歪みであり、このストレスを作るものが外から加えられたストレッサーである」と述べています。しかし、ストレスと一言でいっても、全てネガティブな面ばかりではありません。ポジティブな面もあり、それは、適度な刺激を与える事によって、交感神経を活性化して抵抗力をつける様に働く、これを「快ストレス」と呼びます。
その反対に「不快ストレス」もあり、これが一般的に言われているストレスです。心身ともに健康で良好な生活を送る為のポイントは「快ストレス」の状態でいる事です。しかしながら、なかなかそうは行きませんよね。それでは、「不快ストレス」の状態を脱する為にどんなことをしたら良いか、私なりのストレス解消法をお話したいと思います。

ストレス解消法!
最近、とみに「うつ病」で悩む人達が増えてきています。
現代病なのでしょうが環境からくるストレスや、
経済的な悩みからくるストレス、人間関係からくるもの、見渡せば確かにストレスだらけですよね。しかしながら、生きている以上このストレスとうまく付き合っていかなければなりません。

如何に、このストレスを解消するか否かで今後の人生を有意義に過ごせるかどうかがかかっていると言っても過言ではないでしょう。
それではどうしたら解消できるかですが、
人それぞれ色んな対処の仕方があるでしょうが、私なりのお勧めストレス解消法をご紹介致します。


1.笑うこと
とにかく笑うことです。「笑うかどには福来る」それも声を出してしっかり笑う事が肝心だと思います。テレビは今、漫才ブームですし、是非見ながら腹を抱えて笑って下さい。とにかく、笑う事が肝心です。ただ、ひそひそ笑いは止めましょうね。
2.汗を流す
汗と一言で言っても色んな汗があります。運動する事によっての「清清しい汗」や、緊張する事によっての「冷や汗」肉体労働によっての汗やサウナに入っての汗や様々であります。「冷や汗」はあんまりかきたくないですが、それ以外の汗は大いにかきましょう。時間が無い、と言う人はとにかく時間をつくりましょう。必ずある筈です。
 
3.愚痴をこぼす
愚痴や陰口と言っても何でも良い訳ではありません。中でも一番やってはいけないのが人前で特定の人に対して、しかも、その人に「かすか」に聞こえる様な、いわゆる陰湿(陰険)な陰口は絶対にしてはいけませんね。最低な人間のする事ですね。もし、どうしても言いたければ、本人の前で、しかも、周りに人が居ないのを確認した上で正々堂々と話すべきです。ストレス解消法の1つとして、ここで言いたいのは例えばサラリーマンが仕事の帰りに居酒屋で一杯飲みながら「おらいの会社の専務はいったいなぬかんがえでんだべや」とか「石川部長はどうすようもねぇーばがたれだべあ」とか同僚や居酒屋の大将相手に愚痴をこぼす程度の事です。「男らしく無いな」などと、お叱りを受けそうですが、いやいやそんな事はありません。胸を張って多いにやって下さい。出世して人の上に立つ為には、部下からの愚痴や悪口はあたりまえです。それが我慢出来ない人間は人の上に立つ資格なんかありませんね。直ちに辞職すべきです。


4.趣味を持つ
1つの趣味に没頭する、いわゆる「凝り性」の人であればとことん1つの事を追及する事によって、ストレスなんか忘れられるんでしょうが、一般的にはあまり続けられない人の方が多いのではないでしょうか。そういう人達は色んな事をとにかくやってみる事です。3日坊主でもかまいませんから、とにかく色んな事をやってみる事が肝心です。やってるうちに必ず、見つかる筈です。それは一生続けられるものかもしれません。少なくとも色々やっている間はストレスなんかは忘れている筈です。そして、何はともあれ思い立ったら吉日で「直ぐに行動」する事です。グジグジ考えない事、とにかくやってみなければ分からないんです。行動あるのみ。
 
5.温泉浴
温泉は良いですね、多いに気分転換になります。私は特に露天風呂が大好きで極力露天風呂の充実した温泉に行く様にしています。

「人間、起きても一生、寝ても一生」です。遅かれ早かれ何れは「あの世」に必ず行くんです。だったら、出来るだけ楽しくストレスなんかすっかり忘れて行こうじゃありませんか。


グルタミンのススメ!
以上の様に私なりのストレス解消法をご紹介しましたが、巷ではどんな解消法で対処しているのでしょうか。ある番組で、街頭調査(アンケート)をしたところ、次の様な結果がでたようです。
NO1 食べる事
NO2 寝る事
NO3 カラオケで歌う

NO1は、食べる事だそうです。これは人間だけではないようで、動物もやはりストレスを感じると無性に食欲が増すんだそうです。
では、何故だろう、という事になりますが、それはストレスを感じるとエネルギーを補給しようとする生理学的根拠があるんだそうです。

ストレス 食べる 内臓の周りに脂肪を溜める エネルギーに変える

それでは、一言で食べると言っても、どんな物を食べるんでしょうか?
アンケートの結果では

NO1 甘いもの 糖 分
NO2 スナック菓子
NO3 お肉 脂 分

NO1・NO2の糖分は脳のエネルギー源になりますし、脂分は脳にβエンドルフィンの量を増やし、それによってドーパミンの分泌を促します。ドーパミンとは快楽や食欲の欲求が満たされる物質ですが、そのドーパミンが分泌しないと食事を摂らなくなる、といった実験結果が出ています。
以上の事からも「やけ食い」をする。といった行為は理にかなっている。と言えるでしょう。
この論理は人類が長い間「飢え」に苦しんできた結果の自己防衛と言えるのではないでしょうか。
ただ、いくら理にかなっているとは言え、食べ過ぎには注意したいものですね。・・・